Reading Passage 2
Gifted children and learning
Q14-17 Matching Paragraph Information
Q14 A
家庭環境について述べている箇所を探すと
段落Aの中段に
「The higher the children’s IQ scores, ・・・,
measured in terms of reported verbal interactions with parents,
number of books and activities in their home etc.」
と具体的な自宅での環境が述べられてるのでこれが回答です
なおこの1文前のFreemanの考えに関する描写(For example~provisionまで)は
回答を導き出す部分として適切ではないです
理由はこの文章はあくまで「子供のIQ」の話をしているだけで
Q14で問われているthe gifted childのことは言及していないからです
一方、先程あげた文中にはThe higher the children’s IQ socresと述べられています
Q15 D
今回のこのQ14-17の問題で1つのポイントは
「Gifted children」のことを聞かれているか
それとも全体の子供のことを聞かれているかに気づくことです
そしてこのQ15はlearners、つまり前者ではありません
そこを意識しつつ且つ問題文と同じ表現を探すと
「too much」が段落Dの4文目にあります
「Too much dependence on the teacher risks loss of autonomy and motivation to discover.」
guidance (指導)≒ dependence (依存)
ということで回答はD
Q16 F
キーワードはanxiety(不安)です
IELTSでは全てのテスト(L/R/W/S)で回答を導き出すために
Synonym(同義語)がかなり重要です
そしてここでもanxietyと出てきた瞬間に
nervousが出てくるのかな
fearが出てくるのかな
と考えられると自ずとまず時間が短縮され、結果的に点数のアップに繋がります
そして実際に段落Fに「Fear」が出てきます
3文目「Fear, for example, can limit the development of curisity, ・・・」
ここが回答です
Q17 D
これは難しかったです
ここのキーワードはsocially-disadvantaged childrenです
この「社会的に不利」が「貧しい」を意図していると理解することが第一歩です
しかし今回本文中では「Poor」や「in poverty (need)」などは出てきません
その代わりに段落Dの最後に「from deprived areas」という表現があります
deprivedは直訳は奪われたですがそこから派生して
「貧しい、恵まれない」という形容詞として使われます
これが回答につながってDとなります
最後に、他の問題でもよくある通り、NBとして
you may use any letter more than once.(同じものを何回選んでも良い)
と指定されていますので問題回答中に迷うことのないように
問題に書かれているものは全てチェックして下さい
Q18-22 Matching Features
Q18 B
Shore and Kanevskyについての情報は段落C中段にあります
それはすぐ分かると思います。ここで大事なのは「:」、コロンです
コロンの最も一般的な用法は「詳述」です
つまりコロンを挟んで後文が前文を具体的に説明しています
今回も同様にコロン以降でこう書かれています
「If they merely make fewer errors, then we can shorten the practice.」
問題文のaccurate workとはfewer errors、エラーが少ないということ
同様にless timeはshortenのsynonymでした
Q19 D
Simontonが登場するのは段落Eです
段落Eは短い割に三人の引用があるのでわかりにくいですね・・
実際僕は最初「C」を選びました
理由はreach ≒ achieve だと思ったからです
ですがここのキーワードは「Self-reriance」です。自立ですね
そしてこの自立について述べているのはSimontonだけです
具体的には段落E中段に「characteristic such as independence」とあります
independenceは言うまでもなく「独立、自立」の意味の名詞です
ということで答えはDです
Q20 E
キーワードは「feelings」、感情です
感情といえば「emotion」ですよね
さらに今回先に解いたQ14-17でも「不安」という感情が出てきましたよね
そして段落EにはBoekaertsの引用しかありませんし
「Emotion」が使われています
答えはEです
Q21 A
キーワードは「support from close relatives」
近しい身内からのサポートです
これも先に解いた問題で出てきましたね
段落Aの家庭環境ですね
そしてここにFreemanの引用があります
答えはAです
Q22 C
キーワードは「a considerate amount about their subject」です
「considerate」のsynonymが段落EのElshoutの描写の中にあります
「a great deal」です
また「subject」、テーマ・科目ですがここも
「a specific domain」、直訳すると”特定の領域”が該当します
ということで答えはCです
Q22-26 Sentence Completion
Q23 books / activities
「home」=自宅(家庭環境)の話とIQの関係性(relationship)について書かれているのは段落Aです
そして並列で記載されている利用可能なものは
「本」と「アクティビティ」の2つです。これが回答です
Q24 internal regulation
先だって申し上げているとおり、今回の問題の1つのポイントは
「Gifted children」のことを聞かれているかそうではないか
に気づくことです。そしてQ24は「Children of average ability」、
つまり一般的な能力を持つ子どもたちです
そしてそのような子どもたちの言及は多くありません
段落B中段に「average-ability」という記載があり、この近くを読み込むと
「teachers often compensates for lack of internal regulation」とあります
つまり平均的な子どもたちは内的規制が不足している、ということでこれが回答です
Q25 emotional awareness
Q24から立て続けに回答ができますね
Metacognition(メタ認知)※こんなもの誰もわからない※
この単語が出てくるのは本文中で2回だけ
そして2回目にこう記述されています
「Emotional awareness is also part of metacognition,・・・」
このEmotional awarenessが回答です
Q26 spoon-feeding
キーワードは「impressive grades in class tests」です
impressive gradesなんて取ってみたいよなぁ・・・
この”素晴らしいテストの成績”という言葉を頭に入れて本文を読むと
段落Dの3分目にこのような記述があります
「Although ‘spoon-feeding’ can produce extremely high examination results, ・・・」
”非常に高い試験結果”これは問題文のキーワードと同義語ですね
ということで「spoon-feeding」が回答です
なおこのようにハイフンでつながっている語句は1語としてカウントされますので覚えておいて下さい
考察とアドバイス
このPassage2はマッチングが多く、本文全体を読まないと簡単には解けない問題でした
英語学校では「Scanning(スキャニング)」を教えられると思います
いわゆるキーワードを探す方法ですね
僕はこれが良い方法だとは全く思いません
どうしても「えっこれってどういう経緯でこうなったの?」ということが気になってしまします
スキャニングのようなテクニックに頼るよりも
単語力強化(読める単語を増やして読むスピードを早くする)の方が効率的です
最後にアドバイスですが
今回は問題タイプどちらもマッチングでした
スキャニングはおすすめしませんが問題文を読んで
「何がキーワードか」を頭に入れていくことは超大事です
全部覚えなくていいですが
「あれ、これ問題で聞かれてなかったっけ?」
と気づくことが時間短縮に繋がります
そのためリーディングでは特に問題文の先読み
これは必ずしてください。そしてアンダーラインでも囲いでもいいので
手と目と脳で記憶するように努めて下さい
以上で考察とアドバイス、そしてPassage2を終わります