【サッカー日本代表監督】森保一がサポーターから支持されない10の理由

サッカー日本代表監督、森保一がサポーターから支持されない10の理由 サッカー日本代表
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日本代表は今危機に面している

屈辱的なAFC U-23選手権グループリーグ敗退となってしまった
オリンピック開催国が1勝もできずにアジアで負け続けている

かつてのサッカー日本代表の強さ・戦う姿勢はどこに行ってしまったのか
森保監督の解任の声が大きくなる中で改めて
『サッカー日本代表監督、森保一がサポーターから支持されない10の理由』をまとめてみた

ブラジルW杯後、なんとなく日本人の監督という流れ

ロシアW杯の日本の戦いは感動的だった、のかもしれない
だが忘れてはいけないのはロシアでは1回しか勝っていないのだ

さらに勝った相手のコロンビアは試合早々に退場者を出している
つまり10人相手にかろうじて勝ったというのが成績上の事実

今でもサポーターの中で評価の高いザッケローニ監督率いるザックジャパンがブラジルW杯で惨敗した相手であるコロンビアに勝てたということと、世界最強の強豪国と言われていたベルギーに善戦した(結局負けた)ということ。そのせいで「ロシアW杯は良かった」みたいな雰囲気になってしまった

そしてなぜか日本人監督という規定路線が引かれてしまった
その後就任したのが森保一監督だった

この代表監督就任のもやもや感が本日まで尾を引いており、
サポーターの中では釈然としていないことが支持を集められない理由の1つだ

なんとなく東京オリンピックだから日本人の監督という流れ

なんとなく東京オリンピックだから日本人の監督
といういかにも日本人らしい「特にこれといった理由もない」日本人監督就任が支持を集められない次の理由

「東京オリンピックの時は日本人監督だった」
という歴史をJFAが作りたいだけなんじゃないか、という気がしてならない

サポーターが見たいのは監督ではなくて選手であり、戦って勝つ結果のはず
にもかかわらずあれよあれよと日本人監督に決まってしまった
そして今のところ日本人監督にして良かった点は見当たらない

オリンピック直前にマラソンのコースが東京から北海道に変わると言う恥ずかしい醜態を晒した日本だが、
次に赤っ恥をかくのはサッカー日本代表かもしれない

主要タイトルを取っていない

森保ジャパンはことごとく主要タイトルを失っている
最後の最後で負けているという「弱さ」が支持を集められない理由の1つだ

2019年 AFCアジアカップ 決勝敗退
2019年 コパ・アメリカ(南米選手権) 予選敗退
2019年 EAFF E-1サッカー選手権 決勝敗退
2020年 AFC U-23選手権 GL敗退

コパアメリカは招待国であり、主要タイトルと呼べないかもしれないが、
『ガチンコの国際試合』という意味で記載する

なお就任した2018年から2019年までの通算成績は以下の通り
通算成績:27試合18勝4分け5敗 勝率66.6%

参考としてこれまでの日本代表監督の通算成績を並べておく

西野朗監督(西野・ジャパン)
7試合2勝1分け4敗 勝率28.5%

ハリルホジッチ監督(ハリル・ジャパン)
通算成績:38試合21勝9分け8敗 勝率55.2%

アギーレ監督(アギーレ・ジャパン)
通算成績:10試合6勝2分2敗 勝率60.0%

ザッケローニ監督(ザック・ジャパン)
通算成績:55試合30勝12分13敗 勝率54.5%

※上記実績は日刊スポーツ調べより。(PK戦は引き分け扱い)

記憶に新しいのはEAFF E-1サッカー選手権、通称E-1、
決勝戦に進むものの、決勝戦では韓国相手に全く戦えず敗退
結果だけなく内容でも圧倒された試合だった

興味深いのは森保監督含め、過去5人の中で森保監督は勝率が最も高い
臨時監督だった西野監督を除くと、サポーターの中で評価が高いザックジャパンが最も勝率は低い

いかにサポーターが戦えるイレブンと監督を讃えていたかがわかる

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なぜか3バック

世界的に見ていま主流は4バックであり、日本人の強みとも言えるサイドバックを活かせるのも4バック
にもかかわらずなぜか森保監督は3バック信者であり、これまでもほぼぶっつけ本番で3バックを多用する
そして負けている。これがサポーターが試合を見ていてスッキリしない=支持できない理由

この3バックは人選にも影響してしまっている
特徴的なのがサンフレッチェ広島の佐々木翔選手だ
(なお佐々木選手は紛れもなく日本・Jリーグを代表する素晴らしいDFです)

佐々木選手がどうではなく、現状「選手1人に他のフィールド9人が合わせる」、
言い換えると監督の趣味嗜好に合わせた戦い方になっているのが今の日本代表になっている

それで勝てていればいいのだが負けてしまっているために
3バックであれ人選であれ批判の的になってしまっている

これまでの日本代表を見ても分かる通り、日本代表や日本人にとってフィットするのは4バックだ
4バックに固執しろとは思わないが、それこそ『日本人らしい戦い方』なんではなかろうか?

仮に外国人監督で5バックをごり押ししていたらどうなるのか?
「ロシアW杯以降は日本人らしい戦い方するんじゃなかったのか!?」という論争が出ていたはず

つまりそういうことだ
3バック?5バック??いやいや日本代表は4バックがフィットするんじゃないの?
という至極シンプルな批判である

交代が遅い・しない

いま最もサポーターをいらいらさせる原因が森保、交代しないのかよ問題だろう

とにかく交代しない、しても遅い
負けている試合でさえ交代しない

2つ例を挙げる。まずは「久保建英選手、交代遅すぎ問題」
試合は、アジア2次予選 第3節タジキスタン戦。結果は3−0で勝利
内容もだいぶひどかったが、とにかく交代が遅かった
久保建英選手が出場したのはなんと87分、時間にしてせいぜい5分程度

レアル・マドリードからマジョルカへレンタル移籍中の久保選手にとって
これからの半年はまさに今後のサッカー人生を左右する重要な時期である
にもかかわらず地球の反対側から高校生を呼びつけて試合に起用したのは5分だけだった

次に挙げるのは「チャレンジカップでチャレンジしない問題」
試合は、2019年11月に行われたキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦。結果は1−4で惨敗
内容はフルボッコで言うことないが、フラストレーションの火に油を注いだのが交代枠を残したことだった

キリンチャレンジカップは6人までの交代が可能なのに1枠残して試合が終了した
この日は交代して入った選手の動きもよくなかったのでベンチワーク全体として疑問が残った
そして1枠残して負けたのだから納得いかなくて当然

ちなみに試合後の会見で
「(交代枠を)全部使って試合をするプランでいたが、最後に1枚余らせたというところはプランどおりではなかった」
と話したことがメディアでも報じられたため、「だったら使えよ」という至極まっとうなツッコミをサポーター総出で行った

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国際試合での実績がない

森保監督は国際試合での実績がない

森保監督の実績として輝かしいのは「Jリーグ3連覇である」
しかしサポーターの中では有名な森保批判の1つがこの3連覇というのが皮肉で、その批判がなぜ起こるかと言うと、
「その3連覇って前監督のペトロビッチ(通称ミシャ)監督のおかげなんじゃないの?」と思えてしまうから

つまり唯一と言っていいサポーターから見える範囲での日本代表監督選出の理由がそもそも森保監督の手腕として認めにくいということが批判につながってしまっている

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戦略がない

ここのところ森保監督の批判として多いのが「戦略的マネジメント」ができていないこと

なお僕はサッカー評論家でもサッカー歴が長いわけでもないので
詳しいことは書けないので、あくまで個人的な意見を今回は述べさせてもらう

僕が森保ジャパンを見ていてイライラする(イライラすると言ってしまった)理由は
「だいたい試合で1人2人消えている」「連動性がない=停滞感」あたり

個で勝負するのは多いの結構なのだが、それはチーム戦略・先述の合意のもとでなのかが不明
ただの個人プレーだったのならそれは日本代表選手として戦術理解が無さすぎる

あるいはフィーメーションに当て込んで選手頼みな采配なのだとしたらそれこそ戦術がないと言われても仕方がないと思う
多くの著名なサッカー解説者や評論家でも戦術への疑問が出ているのだから少なくとも戦い方に疑問が出ているのは間違いない

フィジカルで世界のトップと戦うことが難しいのだからより一層戦術的なプランが必要のはず
この点で疑問を抱かせてしまったのだから支持されなくも仕方がない

いい人という評判しかない

森保監督のサンフレッチェ時代のドキュメンタリーや、日本代表監督就任以降の選手からの森保監督への印象などを聞いて出てくるワード

いい人

これが逆に支持を集められていない理由になってしまっている
ちょっとこれは可哀想だなと思うところがある

モチベーター=コーチ的なスキルは相当高いのかもしれない
しかし試合に勝つためには緻密な相手の分析と戦術的優位性の構築が必要で監督に求められるのはそれらの決断とチームへの理解浸透である

その点でいい人かどうかは関係ない

逆に海外で有名な監督で奇人とか性格悪いとか問題があるとメディアでよく報じられる人は結構いる
モウリーニョしかりビエルサしかり
しかし一方で優れた戦術かであるのも事実

サポーターはいい人という評判を聞くのは就任1ヶ月だけでいいのだ
その後は監督として有能であることが聞きたいのだ

Jリーグばかりで欧州の視察がない

Jリーグ視察よりも海外リーグの視察の方が大事ではないだろうか

ってかなんで日本にいるの??
日本代表監督は日本にいなさい、という規定でもあるのだろうか?

今の日本代表はほとんどが海外組、五輪世代でも主要メンバーは海外組になっている
にも関わらず日本代表監督が日本にいるっておかしくないだろうか?

今や若くして多くのサッカー選手が様々な国のリーグ・クラブチームへ移籍する時代
ヒデ一人だけの時代じゃないのだ

サポーターからすれば別に監督がどこにいようがなんとも思わない
むしろ欧州を拠点として、チャレンジカップ付近でちょこちょこ日本に戻ってくるくらいでも全然構わないと個人的には思う

費用が問題なんだったら日本サッカー協会の人員でも削っとけ!

世界の有名クラブが有能なすカウンティングチームや分析チームを派遣して青田買いで選手を買うような中で、
言い方は悪いがまだ日本にいる選手というのは「世界標準に未来視点でも現在視点でも合わなかった」と言えるんではないだろうか

にもかかわらず「日本代表に値する選手いないかな」と視察するのはちょっとおかしいと思う

戦えない

最後に、というか最も根本的なこととして
もっと戦えるチームにしてくれ森保!

最近の日本代表の試合は視聴率がどんどん下がっているらしい
森保ジャパン、人気ない。スタジアムに空席、視聴率はついに1ケタも…

サポーターも視聴者もバカではない。むしろ感じるものに正直だと思う
それはラグビー日本代表の戦いに感動する事実でも明白

日本代表はフル代表もU-23も全く見ていて感動しない
戦う意思、勝ちたいという意思、自分が代表を強くするという意思が感じられない

そしてそれは誰か一人で孤軍奮闘していても意味がなく、チームとして1つの生命体として意思を感じられないといけない

南アフリカW杯のカメルーン戦やロシアW杯のコロンビア戦にはそのチームとしての戦う意思がテレビを通じても感じ取れた
それが今完全に失われてしまっている

今回多くの支持されない理由を挙げてきたが、最もシンプルで最も根深い問題はこの「戦えない日本代表」だと思う
その責任問題はやはり監督にあり、サポーターは期待を裏切られた気持ちになってしまう

今からでも遅くない(もしかしたらもう遅いのかもしれないが)、
森保ジャパンは戦うチームとして一致団結していただきたい

頑張れ日本代表!

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