ついにGiriguraに海外駐在オファーが届きます
もし自分が今やっている仕事がすごく充実しているときに
海外転勤を言い渡されたらどうしますか？
僕には喜びではなく葛藤が生まれていました
【大阪夏の乱 前編】突然の海外駐在オファーは未経験職種で
「お前、シンガポール行ってくんねえか」
忘れもしない7月3日のこと
頭皮がキューピーの役員に呼ばれたことが全ての始まり
会社主催の大きなBtoBイベントの最中
大阪の帝国ホテルに賽は投げられた
キューピーの役員に
「おまえちょっといいか」と肩を叩かれ高いコーヒーしか無いカフェへ
「実はな」
話はこんな感じ
・会社として広告事業を本格的に注力
・広告商品開発をシンガポールのアジア本社で事業立ち上げ
・社長直下で少人数の新設部署が発足
・「営業出身」「Web広告に精通」「英語ができる管理職レベル」を日本から1人出す
馬鹿な
こいつ頭おかしい
そうきたか
【大阪夏の乱 後編】人生の賭けともいえる海外駐在を決心する前の葛藤
みなさんは自分の大好きな仕事で評価も受けている中で海外駐在オファーが来たらどうしますか？
すっごい悩みました
僕は大阪で人生最高の充実感を感じてました
全然時間ねえな！！来週？！TSUTAYAのレンタルかよ！
さて。。
どうするか。。。
ー 海外駐在決断まであと7日 ー
『やりたいことで生きていく』自分の夢を叶えるために海外駐在を決断！
気がつけば回答期限は明日になっていた
けどぶっちゃけキューピーのオファーの日に気持ちは決まっていた
だけどとにかく大阪が好きすぎた
大阪というか職場が大好きだった
上司も後輩も愛おしくてしょうがない
この人たちのためなら何日泊まりこんで働いても良い
365日働いたっていい、それくらい職場が好きだった
それに加えていくらでも成績を残す自信もあった
給料も増えるだろうし評価もされる
やりがいもある
でも『大阪を離れたい理由』もあった
僕の夢は海外で働くこと
『言葉や土地に囚われず自分の知識と経験で仕事を選択したい』
『やりたいことをする』
やりたいことにトライして評価されるってめっちゃ難しい
でも実際はおそらくほとんどの大人は
やりたくないけどできることは●●です
っていうキャリアを過ごす
僕はそうはなりたくなかった
Youtuberが『好きなことで生きていく』なら
ぼくは『やりたいことで生きていく』
そのために『できることを離れて』『できない・やったことないことに挑戦しよう』
その想いが理由となってシンガポール駐在を決断したのだった
『人生100年時代』今が楽しくても30年後楽しく無い人生ってどう？今苦しんで人生長く楽しみたい
大阪での仕事は『やりたくない』仕事ではないけどドメスティックな（日本の中だからできる）仕事だった
自分の夢とは真逆のキャリアになってしまう
それは正直、うーーんヤバイ、って思っていた
「後輩たちにもっと良い営業マン、もっと良い社会人になってほしい」
それは心の底からそう思っていた
でも本当に僕は「今」を楽しんでいいのだろうか？
今楽しいって、それって楽してるだけなんじゃね？
人生100年時代
『今楽しい方を選ぶ』のはきっと30歳の社会人が選択する道じゃないと思った
「普通のそこらへんのの40歳」になりたいんだったらそのままで良いだろう
でも僕は「かっこいい40代50代」「ギラギラ・キラキラした40代50代」になりたい
35歳でも40歳でも社会の世の中の最前線で戦う一人でいたい
だからあえて明らかにしんどい道を選ぶことにした
怖いけどワクワクした決断でした
大好きな職場と中との別れ。うつ病を乗り越えて海外駐在サラリーマンへ挑戦！
役員に『海外駐在オファー受託』で返事をした
まるでババ引いたのかと思うくらい喜んでいたけどほんとに俺のことを想ってくれていたんだと思うことにした
その後大阪で盛大に送別会を開いてもらった
僕がきっかけで始まった『テキーラボトル空けるマスト飲み会』
死ぬほどみんなでテキーラを飲んだ
お別れのメッセージには「テキーラさんへ」と名前が書いてあった
やかましいわ！！
ほんとにみんなありがとう
そしてだんだんと意識は海外へ
抑えきれないワクワク感と未来への不安
なんせ30歳で実績と経験を捨てて全く新しい仕事に挑戦するんだから
少し前までうつ病寸前で人生に絶望していた自分が
わずかな期間で人生最大の充実感を感じて、その先に自分の夢への架け橋となりうる海外駐在オファーが届くなんて。。
人生何があるかわからない
とにかくやるしかねえ！楽しもう！
そう思い羽田からシンガポールへ向かった
その後にうつ病時代を凌駕する『暗黒期』が訪れることも知らずに・・・・
