【駐在日記Vol.4】秋、30歳の1年生。ようこそNADASへ

リアルな海外駐在日記

2017年の9月からついにシンガポールでの海外駐在をスタート!

大阪で多くの友人や先輩・後輩に暖かく見送られやってきた

新しい部署の名前はNADAS。新しい人生がいま始まる!!

 あわせて読みたい【駐在日記シリーズ】

 

こんな人にオススメ

1)海外転勤や駐在に興味がある人

2)社会人経験7年目〜10年目くらい、または25歳〜35歳くらいの人

3)Guriguraに興味がある人

秋、30歳の1年生。暗黒期再び

その名はNADAS

f:id:ayame253:20180107170238j:plain

僕は「雑談」は必要だと思っている

雑談にはチョコレートと同じように集中力を増す力がある、と思う
ちょっとした悩みや問題が何気ない会話から解決することはよくある

これまでそうやってきたし、その思いは変わらない。が、

シンガポールの配属先部署はエアコンの音が聞こえるくらい静かだ

New Ad Development And Strategy、略してNADAS

早くも高知能たちの集まりの香りがする・・・

後輩とお菓子食べてワイワイしていた日がどんどんと遠く感じられる・・・

NADASのメンバーは豪華絢爛、まさに選ばれし者たちだった

僕の新しい上司は見た目はゆるい

そう、V6のイノッチみたいな

f:id:ayame253:20180107163947j:plain

見た目で騙されてはいけない

この人は稀代の秀才、
社長以下多くのエグゼクティブに一目置かれている切れ者、
新卒社員におけるスーパーエース

そんなイノッチが「うちのエキスパートだよ」と紹介してくれたのが僕の新しいメンター

これまで”一度も日本で働いたことがない”という日本人女性、

見た目はそう、柴咲コウ、なのでコウさんと呼ぶことにする

f:id:ayame253:20180107160007j:plain

コウさんは15年近くアジア各国の外資系コンサルに勤めていた

結果的にこのコウさんがあまりに凄すぎて、
日本から来た侍営業は死にかけることになる

「で、こちらがうちの守り神さん」

守り神とは財務関係のことを指していて、
売上やコスト周りを管理してくれる人、

東大理系卒

モルガン・スタンレー出身

知能という知能を全身にまとった

f:id:ayame253:20180107160021j:plain

松雪さん

旦那さん(東大・商社マン)の転勤で簡単に会社を辞めて
ローカルで採用されたSSS級の中途さん

東大出てモルガン・スタンレー出て、なのにとても優しい
そういう意味でも守り神、、ありがたい、、、

「うちのボスは今日はアメリカだから今度紹介するね」

ボス

だけにボスコン出身だった、三上さん

f:id:ayame253:20180107160025j:plain

ボスコン時代に数々の事業を
たった数年で単黒(単年で黒字)にして来た黒字請負人

NADASの事業長を務めるのは当然の人選だ

松雪さんは別として
みんな広告事業での実務経験があるか商品開発出身者だった

たった一人僕、Guriguraを除いて

広告の運用知識も経験もない、広告商品開発など1ミリもわからない

 

30歳の1年生

 

NADAS・・・・ヤバス・・・

暗黒期再び

f:id:ayame253:20180107183444j:plain

海外駐在と聞いて少しは「早く帰れるんじゃないか」と思っていた

が蓋を開けてみたらほとんど0時、電車がなくタクシーか徒歩で帰った

NADASでの仕事は想像を絶するほどしんどかった

かつての暗黒期は不当な扱いを受けたことによる精神的苦痛だったのだが

ここシンガポールではただただ仕事のやり方が分からず、予備知識もなく、

メンターであるコウさんからひたすら怒られた

あまりにわからないことが多くて質問を繰り返した結果

URLが10個送られてきて

「知りたいことここに載ってるんでもう聞かないで下さい」

と言われてしまった

詰んだ

いや質問がとかいう前に

全部英語だった

イノッチは至って冷静だった

『Guriguraくんが全くの未経験だってことは認識しているから大丈夫、
ゆっくりでいいから確かな知識と経験を今は積んでもらえればいい』

『できないってことを重く感じなくていい。みんな最初そうだから。全部想定内。

イノッチ・・・・

URL10こで質問を封じられるのは想定外だったよ・・・・

かつて鬱寸前まで堕ちた30歳はそんな鬱経験も今となってはプラスだ

この危機的状況の中にも明るい希望を持つことができる

シンガポールで陥ってしまった暗黒期には「光」が見える

失敗を繰り返しても恐れず経験を積んでいけば状況を打開できる、という光だ

あっという間に赴任から1ヶ月が経ち10月が終わった

そして11月1週目

11月2週目・・・

3週目・・・

・・・

光が・・・

見えない・・

そして11月4週目

30歳の1年生はイノッチの前で泣いた

期待に答えられず申し訳ねえ・・情けねえ・・・

イノッチは言った

 

「ちょっとコウさん冷たいよね。言っておく」

 

おせえよ!想定外じゃねえか!

次号へと続く

【駐在日記Vol.5】冬、霧を晴らすのは僕たち、というか僕