アキレス腱治療生活のハイライトシーンを振り返り。断裂当日から完治までの5ヶ月間【時系列】
アキレス腱断裂してからフットサル復帰するまでの約5ヶ月間を時系列でまとめようと思います
突然とやってくる大怪我のせいで不自由な生活を強いられてしまい、
体だけでなく心も大きな傷を負ってしまうアキレス腱断裂
僕は幸いにも『歩行治療』に出会ったことで状況が一変しました
今思えば長いようで短かったこの5ヶ月間をアキレス腱断裂エピソードのハイライトだけを切り取ってみなさんにシェアできればと思います
①アキレス腱断裂に気づかず放置
痛いだがこれしき
結果的にアキレス腱断裂した瞬間になるフットサル中のこと
まさか毎週運動をしている自分がそんな大怪我を追うなんて1ミリも思いませんでした
明らかに歩けなくなった足と激痛を感じなら何もせず当日終了
翌日も普通に会社へ行き夜飯を同僚と食べます
2軒目も行こうかなと店を出たところ
足が2倍の太さに腫れ上がってました
同僚の前では平然としてましたが
家に着くと速攻で医療保険コールセンターへ連絡しました
②元フジ女子アナ・中野美奈子さんの旦那さんからのアキレス腱断裂宣告
シンガポールの総合病院でのオールイングリッシュ診断に信用が持てず、
日本人クリニックに向かったところとある人物に遭遇します
元フジ女子アナ・中野美奈子さん
はいなかったのですが
その旦那さんが僕のアキレス腱を診断してくれました
シンガポールの病院では(なぜか)やってくれなかったエコー診断を行ったところ
誰がどう見ても何も写っていない部分が画面に写りました
それでも僕は「どうせ肉離れ的な何かだろう」と思っていたのですが先生からあ完全に断裂してますねの乾いた声でようやくアキレス腱断裂が自分に起きたことを理解します
そこから手術するか保存するかの方法を教えてもらいますが当の本人の頭は真っ白
アキレス腱断裂が1週間くらいで治らないことはさすがに知っていたのでめちゃめちゃ凹みました
その日はひとまず帰り数日以内にどうやって治療するか決定するということで家に帰りました
③松葉杖生活が苦痛でうつ気味になる
松葉杖生活は僕のメンタルを破壊しました
とにかく歩きにくい
肉体疲労が想像の50倍でした
なぜメンタルがやられたかというと
街のいたる所で社会からの疎外感を感じていたからです
例えば家から駅までの道
でこぼこしてて岩肌でガリガリ、ところどころ泥でぐちゃぐちゃしてて
岩肌の部分はつるっと滑りそうになり、泥ゾーンは松葉杖の先端がはまって動けなくなりました
通勤中は後方からくる人に何人にも抜かれます
駅に到着するまでだけでも2、3回歩くのをやめて休憩しました
普通ならドアツードアで20分ほどで着く出勤ルートは1時間かかりました
毎日汗だくになって頑張って進むのに人にどんどん追い抜かれる毎日
松葉杖生活のつらさのせいで一気に感情が堕ちていきました
結果的にたった2週間程度でしたがもうそれ以上は無理でした
手術も松葉杖もいらない歩行治療に出会ってなかったらまじでヤバかったと思います
④歩行治療のための帰国フライトでCAさんに励まされる
歩行治療に出会いこれしかないと覚悟を決めて日本での治療のため帰国することに
そのフライトでCAさんの対応の素晴らしさに感動しました
ビジネスクラスの搭乗よりも前に機内に通してくれたのですが、
CAさんみなさんから「お大事になさってください」と声をかけてもらいました
「フライト中不安なことがあったら何でも言ってくださいね!」
の言葉は言葉以上に嬉しかったです
さらにメッセージ付きのフライトキットを頂きました
これはびっくりしました
日本に着いた時にも「治療頑張ってください」と声をかけてもらいました
当たり前のようで当たり前では無いCAさんの振る舞いのおかげで快適なフライトでした
なんとなく「よしこれから治療頑張るぞ」という気持ちも一層強くなった気がします
なお機内から出た後はグランドフタッフさんが車椅子を持って待機してくれてました
荷物も持ってくれてバス乗り場までも一緒にいてくれて、、
人の暖かさを3年分くらい味わいました
本当に素晴らしい経験でした
以上ANAの神対応に感動した話でした
⑤歩行治療開始!松葉杖から卒業
アキレス腱断裂から数えて12日目となる9月16日、ついに僕の歩行治療が始まりました
多少は慣れてきた松葉杖とお別れとなるとほんの少しだけ名残惜しくなります
簡単な問診と血液審査を終えると・・ついに歩行用ギプスの作成と装着です!
ギプスは足のかかとあたりからふくらはぎまでの型を取ります
その型を覆うように何十も包帯を巻いて完成です
ギプスが問題なく完成するとさっそく歩行治療用の歩き方を学びます
もう歩くだけです。歩いて治す。あとはアキレス腱結合を待つのみです
1つ気になったのはサンダル出勤
あらかじめOKはもらっているものの、
「どうもサンダルです」みたいなザ・サンダルを履くのは恥ずかしい。。
ということでちょっと抵抗してみました
ブラックサンダルを購入
右足の配色とそっくり。これで人の目をごまかす作戦
オフィス入って3秒でサンダルだとバレました
⑥通勤中の階段が怖すぎる
歩行治療中にもっとも苦労したのは階段でした
意外とエレベーターがない駅は日本にも多かったです
出勤での毎日の階段はめっちゃしんどかった。。
特に下の階段は地獄です
右足を一つ下の階段に進めるたびに繋がりきっていないアキレス腱がちぎれそうな感覚になります
手すりがある方の端っこに体をもたれかけながらゆっくり下っていきます
上りは何の問題もないのですが、歩行治療が終了する頃までずっと下の階段はきつかったです
⑦歩行治療が楽しい!歩くスピードもどんどん早くなる
歩行治療は楽しいです!
歩ける喜びを感じながら治療できることに感動します
アキレス腱断裂したことはとても悲しいことですが、
歩行治療はほとんど普段の生活のまんまなのでストレスがほとんど溜まりません
歩行治療はアキレス腱の結合が進んでいくと徐々にガニ股歩きの足の向きを正常に戻していきます
下の動画はそんな歩行治療後半での歩いている様子です
歩行治療も4週間目を迎えると結構早く歩いてもへっちゃらです
アキレス腱切れて1ヶ月足らずで人間はここまで歩けるようになります
⑧感動!断裂後初のデニムと靴が履けた
先生からのOKが出ると1ヶ月間のギプス固定での歩行治療が終了します
(※固定期間は人それぞれなのできっちり1ヶ月とは限りません)
それからはギプス無しでの歩行でアキレス腱の強度を上げていきます
ただし、すぐにギプスを全て取っ払うのではなく段階的にギプスを少なくします
まずは上下の固定ギプスのうち上部分のギプスを除去します
その後についに下部分のギプスも取ることで完全にギプスからの卒業です
完全にギプスが取れたのはギプス装着から5週目でした
久しぶりに履いたスキニーデニムや革靴の履き心地は最高でした!
その週末にはギプス卒業を祝って服を買いに行きました
アキレス腱断裂から2ヶ月もかからずおしゃれできるなんて夢にも思いませんでした
⑨クリスマスにランニング復帰
アキレス腱断裂してから3ヶ月後にランニング復帰を果たしました!
シンガポールはいつでも真夏なので運動にはもってこいです
区切りがいいところで10キロ走ってみました!
めちゃめちゃ気持ちよかったです!!
走っている間はアキレス腱に何の違和感も感じませんでしたが走り終わってからは『これまで感じたことのない張り』が出ていました
結局この張りは今(断裂から8ヶ月)も残っていて、いわゆる”後遺症”なんだと思います
ですが痛さはないしシャワーを浴びてゆっくりしていると無くなっていく程度で何の不都合もありません
なおランニング復帰当日は12月25日のクリスマスでした
くさいこといいますがスポーツ復帰が自分への最高のプレゼントになりました!
⑩フットサルにも復帰しアキレス腱断裂から完治宣言!
僕のアキレス腱断裂、それはフットサルが現場・・・
なのでフットサルの復帰には自分の中で大きな意味がありました
ランニングよりも全然怖かったです・・
ですが無事に2時間のフットサルをやりとげることができました!よかった・・!
そのときやっと「僕のアキレス腱は完治したな・・!」と思うことができました
本当に嬉しかったです
アキレス腱断裂が9月、
フットサル復帰が2月なのでアキレス腱断裂から完治までの期間は約5ヶ月間になります
長いといえばめっちゃ長いですが、
アキレス腱断裂したことを考えれば驚異の早期復帰だと思います
これも全てはアキレス腱断裂治療院の先生、そして歩行治療のおかげに他なりません
きっと手術治療や保存治療を選択していたらまだ歩き始めたかそれくらいのはずです
たまたまとはいえ歩行治療に出会えたことで人生変わったなと思います
すでにシンガポールに戻っていましたが、
フットサル復帰の報告と改めてのお礼を連絡したところ治療院の公式Instagramでシェアしてくれました
繰り返しになりますが、本当に歩行治療を選んでよかったです
このブログを通じてどんどん歩行治療の素晴らしさを伝えて行きたいです!